保険会社 医療事務 転職

転職で見つけた私の天職!医療事務の世界

私は現在、子育てをしている主婦ですが結婚して子供が出来るまで医療事務の仕事をしていました。

 

前職は大学を出てすぐ就職した保険会社で示談交渉の窓口係。
大学では福祉を学んでいたので福祉関係の就職を望んでいたのですが、なかなか内定をもらう事が出来ず、また自分がはっきりと福祉の何がやりたいのかも分からなかった事もあり卒業ぎりぎりまで就職先が決まりませんでした。
そんなある日、新聞の求人広告に保険会社の事務員募集という記事を見つけ、応募してみると筆記試験、一時面接、二次面接ととんとん拍子に進みめでたく内定。
希望していた福祉関係の仕事ではなかったですけど、就職先が決まった事が嬉しくてその会社に就職しました。

 

研修を終えいざ配属になると、事務員と聞いていたので一般事務かと思っていたら仕事は示談交渉の電話受付。
研修はビジネスマナーのみで保険の事を全く勉強しておらず、毎日どうして良いのか分かりませんでした。
しかも、定時に仕事を上がれる日は無く毎日残業続きで気持ちも体もついて行かなくなり、退職。
本当に自分がしたい事は何なんだろうと考えるようになりました。
そして、やっぱり自分は福祉関係ので事務の仕事がしたい!という考えにたどり着きました。
福祉関係で事務職と言っても結局は経理事務とか総務と言った仕事になります。
しかも、事務だけしていたら良いという職場は少なく、現場に出て働かなければならないという事がわかりました。

 

そこで行き着いたのが、純粋に事務が出来る、しかも医療という安定した職場で働ける医療事務という仕事です。
まずは医療事務の資格を取ろうと思い、株式会社日本医療事務センター(現株式会社ソラスト)の通学医療事務講座を受け医療事務管理士の資格を取得しました。
いざ、資格を取得してもどうやって病院に就職すれば良いのかさっぱり分からなかったので、講座を受けた学校へ電話してみると私の自宅の近くの総合病院で、請負の仕事があるからやってみないか?と言われました。
お給料は正直少なかったですが、その会社の正社員として雇ってくれるという事だったのと、資格を生かして仕事が出来ると思い就職しました。

 

前職は自分の考えていた仕事とかけ離れてついていけなくなったのですが、医療事務の職場は診療報酬の算定と診療報酬請求の大きな仕事がメインなので、思っていた通りの職場に出会えて幸せでした。
医療事務は無資格でも仕事が出来るので無資格の人がたくさんいましたが、私は資格を持っていたからかいきなり入院業務に配属になりました。
この仕事は入院患者さんの診療報酬の算定が主な仕事で、あまり人と接する事無くもくもくと入力をこなしていくという感じなので、私にはぴったりの仕事です。
ですが、外来診療と違い入院診療は診療内容が多様で手術や検査も複雑な物ばかり。
正直資格を取るために通った学校は外来中心に基本的な事を習っただけだったので、入院は全く分かりませんでした。
入ってすぐはカルテを見てもちんぷんかんぷんで、先輩に入力コードを教えてもらって意味も分からず入力するという感じ。
それでも、自分が今どんな仕事をしているのかなんとなくでも見えたので楽しかったです。

 

そんな毎日だったのですが、月に一度の大きな仕事、診療報酬請求いわゆるレセプト請求の時期がやってきます。
診療報酬請求業務とは病院が行った診療の7〜10割を健康保険組合や市町村へ請求する業務です。
外来はもちろん入院は請求額が高額なので、ここでミスをすると病院の経営に直接的なダメージを与えてしまいます。
保険番号の確認は比較的簡単に出来るのですが、問題は診療内容の確認。
初めての時は担当患者さんが確か50人で手術のない内科を担当させてもらったのですが、一枚一枚病名と診療が合っているのか、この診療に対して算定方法はこれで良いのか確認するのにものすごい時間が掛かりました。
それでも一通り確認すると、今度は会社から来たレセプト専門の社員チェックが入ります。
そのチェックを終えて戻ってきたレセプトには気が遠くなる程の修正付箋がつけられています。
その付箋一枚一枚確認し修正するのですが、どうしてもDrやNrsに聞かなければ解決しない物が出てきます。
常に忙しい、DrやNrsは新人の医事課からの質問を嫌がる人が多く、冷たくあしらわれたり、怒鳴られたり、無視されたり…それがとても辛かったです。

 

そんな経験をしながらでも、カルテの見方を教えてもらったり、実際に使う器具や薬を見せてもらったり、時には検査の現場に立ち会わせてもらったりしているうちに、どんどん医療事務の面白さに引き込まれていきました。
3年を過ぎたあたりから、全国統一の診療報酬請求事務能力認定試験という資格を意識し始めました。
最初に取った資格は真面目に勉強すれば比較的簡単に取得できる資格なのですが、この統一試験は難易度が高く、必ずスキルアップにつながると思い勉強を始めました。
この試験を受けるために通信講座を受け直したりという事はせず、自分が担当した事がある科はほぼ理解できたので、その病院に無い科や手術、検査を中心に独学で勉強し、認定試験に合格。
(独学では自信がない方向けの通信講座についてはコチラ)

 

この頃の私は、一番医療事務が楽しくてどんどん自分がスキルアップしている実感がありました。
自分の病院だけでなく、以前私が新人の頃レセプト確認の専門の社員が来ていたように私も月一回専門社員として別の病院へ出向き、レセプトチェックを行っていました。
そして、新しい病院で仕事の立ち上げがある時には呼ばれ出張という形で応援に行くことも。
このままこの病院で仕事を続けるつもりだったのですが、結婚をする事になり遠方で通えなくなる事と、入院業務はやりがいがあるのと同時にレセプトの時期は仕事量が多いので、残業続きだったので主人の意向もあり退職する事に。
結婚して新しい土地に来ても、医療事務の資格を活かし、しばらくクリニックで受付をしていました。
クリニックではレセプト業務には携わりませんでしたけど、初めての外来業務で直接患者さんと触れ合う喜びも知りました。
出産を期にクリニックも辞めてしまいましたが、子育てが落ち着いたらまた働きにおいでと先生が言ってくれているので、今は保険改正等の勉強をぼちぼちしながら、医療事務の仕事の復帰を目指しています。